ミルガウスの歴史と買取について

ミルガウスは、1954年にエンジニアや科学者に向けたモデルとして発表されました。最大の特徴は、強い磁場の存在する環境に適した時計であるということです。それまで流通していた主な腕時計は、ムーブメントが磁場の影響を受けてしまう難点がありました。そのためエンジニアや科学者が自らの職場でまともに使えるミルガウスは、まさに待望の登場であったと言えます。ロレックスは何よりも実用性に重きを置くブランドです。ミルガウスの開発は、その信念を貫くという点でも高い評価を受けました。
記念すべきファーストモデルは、今では幻の存在となっています。ダイヤル・針・ベゼルなど、全てにおいて後のモデルには存在しない特殊性を持っており、愛好家を中心に大きな価値が見出されています。ちなみにセカンドモデルであるRef.1019と合わせて、これらは旧式と呼ばれます。近年この旧式モデルは流通がほとんどありませんので、販売や買取の市場では通常相場の2倍以上の価格で取り引きがされています。販売価格は、現行モデルでは新品で70万円前後、旧式モデルでは新品で150万円程度となります。
買取に際した取り引きでは、当然状態の良し悪しが査定を左右します。しかし前述した旧式モデルに関しては、熱心なコレクターなどの存在もあり多少悪い状態でも高い買取価格になる可能性もあります。目安としては60万円ほどになるでしょう。もしもこれより更に高い金額を提示された場合は、非常に有意義な提示額であると判断していいでしょう。